アルミホイルにくるまれたクリップが磁石にくっ付くことを確認する
ここ一週間ほど、A. Kuhn, M. Hennrich, T. Bondo, G. Rempe, 'Controlled Generation of Single Photons from a Strongly Coupled Atom-Cavity System', Appl. Phys. B 69, 373-377 (1999)という論文を熱心に読んでいる。この論文では、時間変数に陽に依存するハミルトニアンが出て来るのだが、この論文の著者達は断熱過程を仮定することによって、シュレディンガー方程式を厳密に解くのを避けている。時間変数に依存するパラメータが非常にゆっくりと変化すると仮定して、ハミルトニアンが事実上、時間変数に依存しないと見なして解いてしまうのである。
それで、自分は、きちんと時間変数に依存するハミルトニアンとして、厳密にモデルを解いたらどうなるかと考え、試しに計算してみた。しかし、非常に複雑な形をした三階常微分方程式が現れ、その時点で、何だかとても疲れた感じがして、計算を止めてしまった。
息子は、最近、百マス計算というのをやっている。妻が、傍らで、時間を計っていたりする。
今日、自分は、息子の塾のテストの見直しを手伝った。科目は理科であった。息子は、サランラップにくるまれたクリップが、磁石にくっ付くか否かで悩んでいた。サランラップにくるまれていないクリップが、磁石に引き寄せられることは理解しているようであった。しかし、磁力が、サランラップを透過して作用することを、十分に理解していない様子であった。
ところで、アルミホイルは、磁石にはくっ付かない。今日、自分と息子は、この事実を、実験で確認した。普段、冷蔵庫の扉にくっ付けているメモを留めるための磁石と、台所にあったアルミホイルを使って、実際に実験をしてみたのである。ところで、アルミホイルでくるまれたクリップが、磁石にくっ付くか否かは、大人でも、ちょっと悩ましい問題である。自分は、磁力はアルミホイルを透過するだろうと予測したのだが、自信は無かった。それで、実際に実験をしてみたところ、アルミホイルにくるまれたクリップは、見事に磁石にくっ付いた。
明日は、会社に仕事をしに行かねばならない。最近、職場の同僚達が、自分について悪い噂をしているような気がしている。また、通勤途中の地下鉄車内で、他の乗客から、じっと観察されているような気がするときが、多々ある。それらは、自分の統合失調症が引き起こす妄想なのだろう。そう考えるのが合理的なような気がする。しかし、そう分かっていても、自分の妄想は止まらないようである。
昨日、自分は、精神科クリニックに行って、かかりつけのお医者様と話をした。そのとき、自分は、お医者様に、最近、自分が妄想に悩まされていることを話さなかった。なぜ話さなかったのか、理由は良く分からない。ただ、たとえお医者様に、自分が妄想で苦しんでいることを説明しても、恐らく、お医者様は、服用している薬の量を多少増やすだけで、それ以外のことは、基本的に何もしてくれない、そんな気がしたのである。だから、話をしても、あまり意味が無いように思えたのである。
今日は、そんなこんなで、一日が過ぎてしまった。夕食に、ビールを飲んだ。ビールを飲むのは、随分久しぶりのような気がした。
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