映画・テレビ

2009年8月 9日 (日)

映画「HACHI 約束の犬」を観に行く

今日、息子と、映画「HACHI 約束の犬」を観に行く。前売り券を、少し前に、職場の近くのコンビニエンス・ストアで購入していたのである。前売り券は、大人1枚、子供1枚買っていた。当初は、妻と息子が観に行く予定だったのだが、何故か妻は、自分に、「あなた、観に行ってみれば」、と勧めたのである。そんなわけで、今日、自分は息子と映画「HACHI」を観に行く運びとなった。20090809blog

映画館は、新京極通りのMOVIX京都であった。自分が高校生だった頃は、河原町通り、および、新京極通りの、四条から三条にかけて、多くの映画館が立ち並んでいたのだが、今は、それらのほとんどが閉館した模様で、残っているのは、このMOVIX京都だけのようである。

そう言えば、かつては、河原町通りの四条から三条にかけて、丸善を始めとする大型書店がいくつも並んでいたのだが、それらも、いつの間にか店仕舞したようである。何だか、短期間のうちに、河原町通りの文化的な雰囲気が、大きく損なわれたような気がして、残念な感じである。

「HACHI」という映画は、あの渋谷の忠犬ハチ公の話を、アメリカに置き換えた内容であった。ハチの主人である大学の先生役を、リチャード・ギアが扮している。映画の最後で、「この物語は日本の実話を基にして作られた」、という内容の説明がなされていた。

映画館では、字幕版と吹き替え版の両方が上映されていた。息子は、「吹き替え版の方がいい」、と言ったので、そちらのスクリーンを選択した。自分は、リチャード・ギアの生の声が聞けなくて、少し残念だった。

自分は、映画を観ながら、「そう言えば、息子と以前観に行った実写版の映画も、犬が主人公だったな」、と考えたりした。「盲導犬クイール」という映画で、そのとき、息子は、6歳か7歳だったはずである。

今日まで知らなかったのであるが、MOVIX京都の映画の半券を持って行くと、四条河原町阪急ビルの7F, 8Fのレストランは、会計が300円引きとなる、とのことであった。それで、映画を観終わってから、自分と息子は、阪急ビルのレストラン・フロアに向かい、昼食を取ることにした。自分と息子は、スパゲティ・ピザの専門店に入り、セットメニューを頂いた。確かに、会計で、二人分の600円が割引されていた。

その後、自分と息子は、四条河原町から烏丸の方向に少し歩いた所にある、ジュンク堂書店に寄った。自分は、高橋陽一郎著「微分方程式入門」(東京大学出版会)を購入した。現在取り組んでいる量子情報理論の研究で、この本に書かれている内容を勉強する必要がありそうだからであった。

どうでも良いことだが、映画の中の子犬時代のハチは、自分のこれまでイメージして来た忠犬ハチ公より、やや太めで、体型がコロコロし過ぎているような感じがした。やはり、アメリカの犬は、日本の犬より体が大きめなのだろうか。しかし、映画のストーリーの中で、ハチは、Akita(秋田犬のこと)という日本の伝統的な犬の種類であることが強調されていた。ということは、映画の中で登場する犬は、日本産のようにも思える。別に、どちらでも構わないのだが。

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2009年6月13日 (土)

昨夜、NHKのテレビドラマを見て

今朝起きたら、息子は小学校に出掛けた後だった。今日は授業参観日だそうである。その後、妻も小学校に向かう。20090613blog

自分は、先日、イギリスの学術雑誌から返却された論文の修正を行う。この論文は、編集部から、雑誌の趣旨のそぐわない、という理由で掲載を断られたものであった。

自分は悩んだ末に、その論文原稿を、ある大学で准教授として勤務している友人に送ってcritical readingしてもらった。友人は、「それほど変なことは書かれてなくて、いたって普通の論文に読める」、という返事をくれた。その友人は、自分が、このところずっと一人で研究を続けているので、論文に書かれている内容が、独りよがりのものになっているのでは、と心配していたようである。

友人は、「念のため、量子情報理論を専門に研究している知り合いに、critical readingを依頼してみる」、と言ってくれた。そして、自分の論文を、ある大学院生の方に渡したとのことであった。その大学院生の方は、まだ若いけれど、とても優秀で信頼できる人物だから、その人に意見を求めた方が良いと判断したようであった。その大学院生の方の意見も、自分の書いた論文は、「ごく普通に書かれた論文で、特に目立った欠点は見出せない」、というものだった。

友人は、自分に、「その論文は、中身に問題が無いようだから、別の雑誌に投稿し直した方が良い」、という意味のことを、メールで伝えてくれた。

このことで、自分は、正直、とてもほっとした気持ちになった。自分は、精神疾患のために研究職を離れた訳だが、研究内容自体は別におかしくも何ともない(少なくとも、狂ってはいない)、と他人から保証をもらえた訳で、それが、何となくうれしかったのだ。

そんな訳で、自分は、論文を書き直すことになった。書き直しと言っても、新たに投稿する雑誌の指定しているformatに、Latex原稿を書き直すだけのことである。

昨晩、自分は、NHK連続ドラマ「ツレがうつになりまして」を見た。昨日が最終回であった。自分は、このドラマは、もっと続くのかと思っていたので、昨日で終わってしまって、ちょっとがっかりした。

実は、この「ツレがうつになりまして」の原作は、職場の保健衛生係りの人が購入していて、自分もすでに読んでいた。原作の著者は、女性マンガ家だそうである。(本人は、そう主張している。)しかし、その原作本は、一般的なマンガとは異なり、絵とエッセイ的な文章が組み合わさったような形式の本であった。

その原作の中では、作者の旦那さんが鬱病になって会社を辞める状況が、丁寧に描写されている。自分も、統合失調症で休職になったり、無職になってハローワークに通ったことがある訳だが、自分以外にも、似たような境遇だった人が少なくとも一人いることを知り、少しほっとする。

しかし、その原作の中で、主人公の旦那さんは、最終的に会社を自分で起こして、仕事を始めることとなる。自分には、このような積極的な行動は無理だな、と思ったりした。この旦那さんは、「えらい!」、と思ったりした。

ここ数週間の間、自分は、いくつかの小さな悩み事で、いろいろ不安になったり、気分が落ち込んだりしていた。

例えば、職場で担当しているCUDA on GPUによるプログラムの並列化の仕事は、あまり上手く行っていない。自分の書いたCUDAプログラムは、通常のCPUの約4倍の計算速度を達成した。自分では、精一杯頑張ったつもりなのだが、直属の上司を始めとする何人かの人たちは、そういう風には見てくれていない。「4倍程度の加速なら、CPUを4個搭載したパソコン(いわゆるQuad Coreパソコン)と同じことではないか」、という意味のことを言われた。全くその通りなので、自分は、「はい、そうです」、と答えるしかなかった。自分は、ちょっと困った状況にあるな、と考えたりする。

また、自分は、イギリスで生活していた頃の、National Insurance Number Cardを、どこに保管したのか忘れてしまっていた。別に、日本で生活しているのだから、そんなもの、失くしたって、どうでもいいはずである。けれど、自分は、そのことが非常に気になって仕方がないのである。毎日、自宅アパートで、時間を見付けては、書類入れを出して探したりしている。妻は、自分のそのような行動を理解できない様子である。

明日、気分転換に映画を観に行く予定である。

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2008年8月 2日 (土)

ポニョを観に行く

午前中、息子の算数の勉強を手伝う。息子は今、分度器で角度を測る単元の勉強をしている。息子は、三角形の内角の和が180°であることを、一応知っているようであった。

それから、S. Swain, J. Phys. A, 5, L3 (1972)という論文を読む。Jaynes-Cummings modelを拡張したようなモデルのHamiltonianを対角化する方法について考察を行った論文である。以前、自分が書いた、thermal Jaynes-Cummings modelに関する論文の、続きを書くためのヒントが得られるかも、と思って読んでみたのである。細かな計算がいろいろ大変そうな論文なのだが、何とか読めそうである。20080802blog

午後1時頃、息子と、近所のショッピングセンター街へ、話題の映画「崖の上のポニョ」を観に出かける。まず、映画館に行って、席を予約する。それから、同じ建物内のレストランが集まっているフロアで、昼ご飯を食べようということになる。中華、イタリアン、豚カツ、インドカレーと、様々なレストランがあったのだが、息子は大いに迷ったあげく、結局、無難なラーメン屋さんを選んだ。それで、二人で味噌ラーメンを食べる。

「ポニョ」の観客は、ほとんどが親子連れであった。たまにカップルがいた。絵柄が非常にかわいらしい映画であった。しかし、ただかわいいだけでなく、観る人に小さな驚きを与えるように、意外性のある構図が取られている場面もあった。(少なくとも自分はそう感じた。自分は美的センスというものがあまりないので、自信を持って言えないのだが。)途中、子供達が大いに喜んで笑い声を上げるシーンが数ヶ所あった。

自分は、息子に、この夏休み、映画とプールに連れて行くと約束している。そのうちの一つが今日果たされたわけである。残るはプールのみである。

今夜は、息子と、星空も観察しなくてはならない。そういう宿題が出ているのである。きれいに星が見えるかどうか、少し心配である。

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2008年6月12日 (木)

NHKドラマ「バッテリー」最終回

朝起きてビスケットとコーヒーの朝食を取って、仕事に向かう。20080612blog

職場で、J. U. Brackbill, D. B. Kothe, C. Zemach, "A continuum method for modeling surface tension", Journal of Computational Physics 100, 335 (1992)を読む。分からない所をパナマ人研究員Aさんに相談する。必要な部分をほぼ読み終わる。ほっとする。これらの内容を再来週までにまとめて、神戸の化学メーカーの研究員の人に手渡す約束になっている。何とか間に合いそうである。

来週は自動車部品メーカーの研究員の人と、再来週は神戸の化学メーカーの研究員の人と会う予定になっている。ただ会うだけでなく、きちんと資料を準備して研究方針について意見を言う必要がある。非常に気が重い。来週の自動車部品メーカーの研究員の人と会う際の資料は、同僚が用意してくれることになる。自分は出来上がったプレゼン資料の最終チェックだけすれば良いことになる。非常にほっとする。同僚にお礼を言う。自分の分担は、神戸の化学メーカーの研究員の人向けの資料作りだけとなる。

夕方、仕事を終えてからも職場に残って、しばらくの間、超対称性量子力学とモース理論に関する講義録(Tohru Eguchi)を読む。その言わんとすることが、今になってようやく理解される。少し感動する。その重要性の一端が分かったような気がする。超対称性量子力学に関する考察から、多様体のオイラー数に関する公式が導出されている。これは、E. Wittenの初期の仕事だそうである。鮮やかな手並みを見た気がする。ただ単に技術的にすごいのではない気がする。もっと広がりのある仕事のような気がする。

E. Wittenは天才の呼び声が高い。恐らく後世に名を残す物理学者なのだと思う。しかし、自分にはその業績をきちんと理解する実力がない。とてもさびしいことである。けれど、やっと今日、E. Wittenの代表的な仕事のうちの一つが理解できたわけで、とてもうれしい。

それから、もっとトポロジー等の幾何学を理解したいと感じた。学生時代、トポロジーとかコホモロジーとかの勉強をしたわけだが、ただ勉強しただけで、とても理解したとは言えず、自分で使いこなせることも出来ず、そのまま忘れてしまった。今から再び勉強したくなった。

部屋に戻って妻に電話する。それから夕食を取る。

その後、NHKドラマ「バッテリー」を見る。今日が最終回である。当然だが、さわやかな結末だった。でも、子供向けのテレビドラマという感じはしなかった。原作を読みたくなった。文庫本化されているだろうか。

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2008年5月 8日 (木)

オペラ鑑賞に誘われる

昨日早く寝たのに、今朝は遅い時刻に目を覚ます。コーヒーを飲んでカロリーメイトを二切れ食べて職場に向かう。20080508blog_2

午前中はランダウ-リフシッツの流体力学の教科書を読む。昨日つまずいた熱力学の公式を導出し、ゆっくりとだが読み進むことが出来た。

午後は水無瀬の製薬会社から依頼された流体シミュレーションについて検討する。ある近似法を思い付き、そのことについて同僚と相談する。その線でしばらく行ってみようということになる。

職場の同僚からオペラ鑑賞に行ってみないかと誘われる。知り合いのいるアマチュア楽団の演じるオペラの公演が6月にあるとのことである。チケットもプロに比べてずいぶん安い。行ってみたいと返事をする。

今日は仕事がはかどった方だと思う。仕事の最中、統合失調症がひどかった頃の記憶が何度か頭に浮かび、机に座ってじっとしていることが何度かあった。どうして何の脈絡もなく過去の出来事が頭の中を流れるのか分からない。そもそも浮かんでくる記憶が、事実なのか、自分の心の病が生み出した妄想なのか分からない。恐らく事実の部分と妄想の部分が複雑に入り組んでいるのだろうと思う。事実であっても、自分の妄想でその事実がゆがめられて記憶に残っているのかもしれない。

仕事を終えて部屋に戻って妻にメールする。今日はNHKドラマ「バッテリー」がある日である。主人公の母親役を斉藤由貴が演じている。このことで時の流れを感じる。斉藤由貴も母親役を演じる年齢になったのだなと考える。

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2008年5月 7日 (水)

京都を後にして

昨日の出来事を書く。

午前中、TSUTAYAから借りたDVD「ウェールズの山」を見る。主演はヒュー・グラントだった。この映画のオリジナルタイトルは「丘を登って山から下りて来たイングランド人」というものであった。とても良かった。

夕方5時過ぎの新幹線で京都から品川に向かう。車中で、「吾輩は猫である」の続きを読む。この本を読み始めたのはかなり以前だが、まだ読み終えていない。

「吾輩は猫である」を読みながらも、時々、Many-worlds interpretationについて考える。ここ一週間ほど、いろいろ考えて計算してみたのだが、全く新しい結果は得られていない。何かこれまでとは違うアイデアを盛り込みたいのだが、それが出来ていない。

妻は夕食のための弁当を持たせてくれた。ウイークリーマンションの部屋に着いて、まず掃除をする。風呂場の床も洗う。寝る前にビールを飲む。

次に今日の出来事を書く。20080507blog

朝普段より遅い時刻に目を覚ます。コーヒーを飲んで仕事に出かける。

連休ぼけのせいか、あまり仕事に身が入らない。研究ノートの整理をする。次に、水無瀬の製薬会社から依頼された流体シミュレーションの方法について考察する。連休前に考え付いた方法では、計算手順が非常に面倒で事実上実行不可能なことが分かる。どうしたらよいか考えるのだが、これといった解決策を思い付けない。

昼食後、ランダウ-リフシッツの流体力学の教科書を読む。読み進めるうちに見たことのない熱力学の公式に出くわし、そこから先へ進めなくなる。

休憩時間に、Many-worlds interpretationについて考えてみる。これといった目新しいアイデアを思い付けない。八方ふさがりだなと思う。

仕事帰りにお惣菜屋さんに寄って夕食を買う。部屋に戻って妻にメールする。

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